タイトルを見れば、僕が何を言いたいか分かるはず。協力して何かをやるって、本当に疲れることなんだ。
ある人は「仕事でバカに遭遇すると、逃げ場がなくて最悪だ」って愚痴をこぼしてくる。
仕事場にいるバカにはいくつかパターンがあるよね。自分より下の立場のやつがバカで、仕事が遅い上にミスばかりして台無しにするとか。同僚がバカだと、「なんでこんな奴と一緒に仕事しなきゃいけないんだ」って呆れる。上司がバカな場合は、もう右から左へ受け流すしかない。「またバカな上司が言ってるよ」ってね。
その後、僕は会社を立ち上げた。会社を経営すれば、他社や組織との協力は避けられない。一番致命的なのは、取引先(上流)がバカなケースだ。もちろん、表面上は良好な関係を保ってる。それは単に、こっちが相手にするのが面倒で我慢してるだけなんだけど。
上流の担当者がうちに来ると、よく事業にあれこれ口を出してくる。こっちは反論もしにくい。そいつはうちの製品ラインナップについて無知すぎて、もしうちがマクドナルドだとしたら、「なんで他所にはあるポテトやコーラがここにはないんだ?」って言い出すレベル。
たまに「うちのポテトとコーラはこだわり抜いた一級品ですよ」って説明しても、そいつは覚えちゃいない。次に来た時も、また同じことを繰り返す。
正直、PTSDになりそうな感覚だよ。そいつが来ると「またかよ」って思う。僕は外回りでいないことが多いから、そいつのPUA(心理的支配)を回避できるけど、会議に出てる社員はこっそりスマホで内容を報告してくる。
少しでも建設的な意見があるのかと期待してみるけど、こっちの業績が上がっても、そいつの言うことは相変わらずのテンプレ通り。会社にずっと詰めている相方の共同経営者は悲惨だよ。毎日そいつの雑用を押し付けられてる。
結局、ビジネスチェーンで上流に依存している以上、自分のメンタルを鍛えるしかない。そうすれば、相手のPUAを受けても心のダメージを減らせるから。
起業してからずっと痛感しているのは、対人のビジネスは、大抵の場合「疲れ」と「苦痛」に満ちているってこと。特に、相手のリーダーがマウントを取ってきたり難癖をつけたりするタイプだと、飲み会でも現場でも……ずっと顔色を伺ってなきゃいけない。
僕はそんな人生、御免だ。嫌なことや嫌な奴を見続けるのは嫌だ。だから、トレードの道を選んだ。トレーダーになって、社会的な分業から抜け出すチャンスを自分に与えたんだ。
……それから長い時間が経った。
安定して利益を出せるようになった時、ようやく元の生活環境から抜け出すことができた。他人の顔色を伺わなくても生きていけるんだ、無理に協力しなくても大金を稼げるんだ、人生ってこんなに素晴らしくなれるんだって気づいた。
協力は疲れる。もし君もそう感じているなら、無理に順応しようとしなくていい。疲れると感じている時点で、それは君には合っていないんだ。本当に順応できるなら、疲れなんて感じないはずだから。
自分を追い込む必要なんてない。人生、たった数十年しかないんだから。
